道徳教育に関する公開研修会

11月22日(火)

 令和のとやま型教育推進事業として、市内や砺波地区の先生方に、道徳科の授業を公開しました。

 「席替え」という読み物教材を使って学習しました。この話は、主人公が席替えのきまりを破って自分の好きな席に変わろうとするクラスメイトを見て、席替えのやり直しを提案するかどうかを迷いながらも、不正に腹を立てている友人の言葉に励まされ、席替えのやり直しを再提案する話です。

 生徒たちは、身近な話題を自分事として捉え、活発に意見を述べ合い、みんなが納得して生活していくためにどうしたらよいかを考えました。

今週の道徳(11月第4週)

 道徳は、全学年、毎週水曜の3限を基本に行っています。11月23日(水)は勤労感謝の日のためありませんでしたが、22日(火)には、1年2組の道徳の授業の様子を市内や砺波地区の先生方に公開しました。全校の道徳の様子の紹介は、次週をお待ちください。

 道徳の授業の様子を掲示したリンゴの木も随分実ってきました。心を数値で計ることは難しいですが、横断歩道で止まってくださった車に会釈をする姿や朝から落ち葉を掃く姿などがみられ、大変うれしく思います。

今週の道徳(11月第1週)

 いつもご覧くださり、ありがとうございます。11月第1週の授業の学びを紹介します。

ご意見、ご感想もお待ちしております。こちらから送信できます。

●1年生 「『どうせ無理』という言葉に負けない」 A-(5) 真理の探究、創造

 「下町ロケット」のモデルにもなった産業機器メーカー植松電機の代表取締役植松努さんは、「どうせ無理」ではなく、「だったら、こうしてみたら」と考えます。そのような生き方に触れ、探究することのすばらしさに気付きました。

 

●2年生 「六千人の命のビザ」 C-(18) 国際理解、国際貢献

 ユダヤ人を救ったリトアニア領事代理の杉原千畝さんの生き方から学びました。国際的な視野に立ち、世界の平和に貢献する姿を考える杉原さんの姿から他国の人々や異文化に対する理解を深めました。

 

今週の道徳(10月第4週)

 いつもご覧くださり、ありがとうございます。10月第4週の授業の学びを紹介します。

ご意見、ご感想もお待ちしております。こちらから送信できます。

●1年生 「その人が本当に望んでいること」 B-(6) 思いやり、感謝

 身近な学校生活の場面で役割演技を行い、思いやりのある行動について考えました。

●2年生 「心でいただく伝統の味」 C-(17) 我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度

 世界も認める日本の和食。和食のよさを一番知っているのは日本人であり、日本人は心でいただくという食文化を培ってきているからこそ、私たちが次世代へ、世界中へ伝えていく責務があると筆者はいいます。食べ物を心でいただくとはどういうことかを考えることを通して、日本のよさについても考えました。

●3年生 「花火と灯ろう流し」 C-(17) 我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度

 日本の年中行事である花火や灯ろう流し。美しさがある一方悲しみや切なさも感じさせます。その悲哀の感情を大切にしてきた日本人の豊かな心情を感じ取ることを通して、日本的な伝統文化を継承発展していこうとする気持ちを高めました。

今週の道徳(10月第3週)

  「道徳だより10月号」の返信をくださり、ありがとうございます。返信の締切はありませんので、いつでもいただければ幸いです。10月第3週に行った道徳の授業を紹介します。

●1年生 「思いやりの日々」 B-(6) 思いやり、感謝

 障がいのある人への主人公の関わり方を通して、本当の思いやりとは何かを考えました。

 

●2年生 「ゴール」 B-(8) 友情、信頼

 5人の生徒たちは新人戦で優勝するため、日々の練習に励むだけでなく、互いの思いを共有し高め合うため、メッセージアプリの活用も始めます。しかし、練習試合の敗戦理由を振り返った書き込みをきっかけに、友達関係は崩れかけます。友情を深めるには何が大切なのかを考えました。

 

●3年生 「ぼくにもこんな『よいところ』がある」 A-(3) 向上心、個性の伸長

 何事も真面目に取り組む「ぼく」は、「真面目に見える子供も問題を起こすことがあり、危険」というテレビ番組の言葉に思い悩みます。しかし、クラスで互いのよさを書く活動をきっかけに、自分の真面目さをきちんと見ていてくれるクラスメートがいたことに気づきます。自分らしさを伸ばしていくことについて考えました。

道徳だより 10月号

10月20日(火)

 「道徳だより」の10月号を発行しました。ぜひ、ご覧ください。

 道徳だより10月号  ご意見、ご感想等は こちら

 また、道徳教育や道徳だより、 HP 「道徳の部屋」等について、保護者の皆様のご意見やご感想をいただけたらと思います。いただいたご感想は、今後の道徳教育に役立てるとともに、道徳だより等で紹介したいと考えております。ご協力お願いします。

今週の道徳(10月第1週・第2週)

  10月に入り、本校では道徳性検査を実施しました。第1、2週に行った道徳の授業を紹介します。

●1年生 「ぼくのふるさと」 C-(16) 郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度

 作者は、現代社会で薄れつつある人と人とのつながりが残っている山あいの串原村で暮らしています。大好きな村で働き、村の発展のために努力したいと願い、学生の自分にできることから始めようとしている作者の姿から、ふるさとについて考えました。

 

●2年生 「『注文をまちがえる料理店』」 B-(9) 相互理解、寛容

 認知症を抱える人が、「間違えちゃうかもしれないけれど、許してね。」と言って接客をします。認知症を受け入れるあたたかい雰囲気のあるレストランでの物語から、他者との関わり方について考えました。

 

●3年生 「よみがえれ、日本海!」 D-(20) 自然愛護

 大型タンカーからの重油流出で、油で真っ黒になった日本海沿岸。海や沿岸の景観を、元の美しい姿に戻そうと多くの人々が立ち上がります。漁師である長老の思いと勇気ある人々の行動から、自然への崇高な愛情と自然の恵みについて考えました。

今週の道徳(9月第4週)

 体育大会を終え、いつもどおり落ち着いて学習に取り組んでいます。今週の各学年の道徳科の学びについて紹介します。

 

●1年生 「銀色のシャープペンシル」 D-(22) よりよく生きる喜び

 「ぼく」は、拾ったシャープペンシルを友達に盗ったのではないかと疑われ、自分で買ったと嘘をつき、見つからないようロッカーに返しました。しかしその夜、持ち主の友達から電話がかかってきて、「疑ってごめん」と謝られ、その後「ぼく」は友達の家へ向かいます。心の弱さと向き合う「ぼく」の姿を通して考えました。

 

●2年生 「『いじめ』について、あなたはどう思う?」 A-(1) 自主、自律、自由と責任

 いじめがなくならないのは何が足りないからなのか、いじめは心にどのような傷痕を残すのかなど、いじめはよくないことを当然として、いじめについて深く考えました。

 

●3年生 「人間の命とは―人間の命の尊さ・大切さを考える」 D-(19) 生命の尊さ

 カレン・クインラン事件という、尊厳死ともいわれている一つの死を巡って争われたアメリカの裁判事件の概要を述べた教材から、人間の生と死の在り方について考え、命の尊さについて考えを深めました。

今週の道徳(9月第3週)

●1年生 「ごみ箱をもっと増やして」 C-(10) 遵法精神、公徳心

ごみ箱の設置についての新聞への投書とそれに対する意見から、ごみ箱設置の有無についてどうすることがふさわしいのかを話し合い、自分たちがどうしていけばよいのかを考えました。

 

●2年生 「ごめんね、おばあちゃん」 C-(14) 家族愛、家庭生活の充実

「ぼく」は、身体が不自由になり何かと失敗する祖母の気持ちを考えず、きつく当たってしまいますが、病院のベッドで別人の様に弱々しくなった祖母が涙を流す様子を見て、「おばあちゃん、ごめんね。」とつぶやきます。そこから、家族の一員としての在り方について考えました。

 

●3年生 「生まれてきてくれて、ありがとう―助産師からのメッセージ」 D-(19) 生命の尊さ

助産師の命に係わる深い経験や思いに裏付けられた言葉や仕事への姿勢から、命に対する自身の在り方について考えました。

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