今週の道徳(1月第2・3週)

1月第2・3週の学びを紹介します。

 ●1年生 「心をつなぐバス」 B-(6) 思いやり、感謝

 主人公が、温かいバスの雰囲気は、乗客の一人一人を思いやる運転手さんの心配りによって作られていることに気付いたという話から、さまざまな人の気持ちを考えることで、思いやる心について考えました。

 ●1年生 「落語が教えてくれること」 B-(9) 相互理解、寛容

 宿の主人の金兵衛は、泊める前にお金のなさそうな客を見抜くこともできず、一文無しと分かっても断ることもできない性格で、客をただで泊めていました。しかし、40 人目の一文無しの左甚五郎との出会いによって、金兵衛は自分のよさや いろいろな見方や考え方があることを学びます。この話から、相手の気持ちを想像したり他者を受けれたりしながら生きることの大切さを学びました。

 

●2年生 「左手でつかんだ音楽」 A-(4) 希望と勇気、克己と強い意志

 病気の後遺症により、懸命にリハビリしても右手が動かなくなったピアニストの舘野泉さん。そんなとき、息子がそっと「左手のための三つの即興曲」を贈ります。それによって新たな希望を見いだした舘野さんが再起を果たすという実話から、夢や理想を追求することの意味を探究しました。

●2年生 「我、ここに生きる」 C-(13) 勤労

 札幌で開業医を夢見る医師道下俊一は、霧多布の古い病院への勤務を命じられます。誠実な働きぶりに任期が延長され、その後も札幌に戻ることなく霧多布に残ることを決意します。この話から、働くことの意義や献身的に生きることについて考えを深めました。

 

●3年生 「ライバルどうしの友情―スピードスケートー小平奈緒と李相花」 B-(8) 友情、信頼

 2018年平昌オリンピックスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒と、銀メダルを獲得した李相花の友情の物語です。同じ苦しみを知るライバルどうしだからこそ、相手を敬愛し信頼し合うことができ、それが友情を深めていったことを感じ取っていました。

道徳の授業公開

1月20日(金)

 市内や砺波地区の先生方に、道徳の授業を公開しました。

 「本当の私」という教材を使って学習しました。主人公は、ドーピングによって二度の世界選手権優勝を果たします。しかし、「こんなの本当の私じゃない」と悩んだ末、ドーピングの事実を告白します。それから10年後、罪の意識は消えないけれど、穏やかに生きているという話です。

 生徒たちは、主人公の心情について考えながら、胸を張れるような生き方をすることが大切だと学びました。

今週の道徳(12月第2週)

12月第2週の学びを紹介します。

 ●1年生 「風を感じて―村上清加のチャレンジ」 A-(4) 希望と勇気、克己と強い意志

 事故で右脚を失い、悩みや苦しみを感じながらも、自分らしい生き方を探すために、義足で走るグループに加わった村上清加選手。パラリンピック陸上競技で活躍する村上選手の生き方から、挑戦することのすばらしさについて多様な視点から考えました。

●2年生 「渡良瀬川の鉱毒」 C-(11) 公正、公平、社会正義

 足尾銅山の鉱毒問題に立ち向かった田中正造さん。被害地の農民と連携して、差別や偏見のないよりよい社会の実現に力を尽くした田中さんの生き方から、正しいと信じることを積極的に行動で示すことの大切さを学びました。

 

●3年生 「スマホに夢中!」 A-(2) 節度、節制

 主人公の奈美恵は、スマートフォンに夢中になり、駅のホームへ続く階段を踏み外してしまいます。奈美恵は、この出来事をきっかけに今後の生活について考えます。この話を通して、生徒自身も生活について振り返っていました。

今週の道徳(12月第1週)

 12月第1週の学びを紹介します。

 道徳に関するご意見、ご感想もお待ちしております。こちらから送信できます。
いただいたご意見・ご感想の一部を12月号の道徳だよりでを紹介する予定です。

 

 ●1年生 「郷土を彫る」 C-(16) 郷土の伝統と文化の尊重、郷土を愛する態度

 主人公の「私」は、校外学習で、宮島の伝統工芸である「宮島彫り」に携わる広川和男さんから話を聞き、その強い思いに感銘を受け、郷土への思いを再認識します。その話を通して、生徒たちは自分自身の郷土について考えました。

 

●2年生 「冬の使者『マガン』」 D-(20) 自然愛護

 ラムサール条約指定地域の中学生が主人公です。マガンの雄大な飛び立つ様子や自然の神秘性等に触れることを通して、人間が自然と関わっていくことの大切さや難しさについて学びました。

 

●3年生 「好きな仕事か安定かなやんでいる」 C-(13) 勤労

 ある大学生が卒業後の職業選択において、「理想的な生き方」と「現実的な生き方」のどちらを選ぶべきか悩み、新聞の投書欄に投書することろから始まるお話です。生徒それぞれが投書に対しての意見を出し合い、自分なりに考えることを通して、勤労の意味や自分の生き方を深く考えました。

道徳教育に関する公開研修会

11月22日(火)

 令和のとやま型教育推進事業として、市内や砺波地区の先生方に、道徳科の授業を公開しました。

 「席替え」という読み物教材を使って学習しました。この話は、主人公が席替えのきまりを破って自分の好きな席に変わろうとするクラスメイトを見て、席替えのやり直しを提案するかどうかを迷いながらも、不正に腹を立てている友人の言葉に励まされ、席替えのやり直しを再提案する話です。

 生徒たちは、身近な話題を自分事として捉え、活発に意見を述べ合い、みんなが納得して生活していくためにどうしたらよいかを考えました。

今週の道徳(11月第4週)

 道徳は、全学年、毎週水曜の3限を基本に行っています。11月23日(水)は勤労感謝の日のためありませんでしたが、22日(火)には、1年2組の道徳の授業の様子を市内や砺波地区の先生方に公開しました。全校の道徳の様子の紹介は、次週をお待ちください。

 道徳の授業の様子を掲示したリンゴの木も随分実ってきました。心を数値で計ることは難しいですが、横断歩道で止まってくださった車に会釈をする姿や朝から落ち葉を掃く姿などがみられ、大変うれしく思います。

今週の道徳(11月第1週)

 いつもご覧くださり、ありがとうございます。11月第1週の授業の学びを紹介します。

ご意見、ご感想もお待ちしております。こちらから送信できます。

●1年生 「『どうせ無理』という言葉に負けない」 A-(5) 真理の探究、創造

 「下町ロケット」のモデルにもなった産業機器メーカー植松電機の代表取締役植松努さんは、「どうせ無理」ではなく、「だったら、こうしてみたら」と考えます。そのような生き方に触れ、探究することのすばらしさに気付きました。

 

●2年生 「六千人の命のビザ」 C-(18) 国際理解、国際貢献

 ユダヤ人を救ったリトアニア領事代理の杉原千畝さんの生き方から学びました。国際的な視野に立ち、世界の平和に貢献する姿を考える杉原さんの姿から他国の人々や異文化に対する理解を深めました。

 

今週の道徳(10月第4週)

 いつもご覧くださり、ありがとうございます。10月第4週の授業の学びを紹介します。

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●1年生 「その人が本当に望んでいること」 B-(6) 思いやり、感謝

 身近な学校生活の場面で役割演技を行い、思いやりのある行動について考えました。

●2年生 「心でいただく伝統の味」 C-(17) 我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度

 世界も認める日本の和食。和食のよさを一番知っているのは日本人であり、日本人は心でいただくという食文化を培ってきているからこそ、私たちが次世代へ、世界中へ伝えていく責務があると筆者はいいます。食べ物を心でいただくとはどういうことかを考えることを通して、日本のよさについても考えました。

●3年生 「花火と灯ろう流し」 C-(17) 我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度

 日本の年中行事である花火や灯ろう流し。美しさがある一方悲しみや切なさも感じさせます。その悲哀の感情を大切にしてきた日本人の豊かな心情を感じ取ることを通して、日本的な伝統文化を継承発展していこうとする気持ちを高めました。

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